ガキの頃
2月3日には節分の豆の他に、ケーキと、少しだけ贅沢な晩飯が用意されていた。
家族で豆を撒いたり、俺や姉に豆を投げられたりした後、酒が余り強くない親父は、豆をつまみに軽く呑んで、ケーキをがっつく子供達を笑顔で眺めてた。
ここ数年、すれ違ってばかりだったが、彼の65年目の記念日に、華麗にスルーした先月のお袋のそれと合わせて、揃いのぐい呑みでも買って帰るか。
まだ一緒に晩酌なんて気分にゃなれんが、たまには孝行っぽいことをしてもバチは当たらんだろう。
2月3日には節分の豆の他に、ケーキと、少しだけ贅沢な晩飯が用意されていた。
家族で豆を撒いたり、俺や姉に豆を投げられたりした後、酒が余り強くない親父は、豆をつまみに軽く呑んで、ケーキをがっつく子供達を笑顔で眺めてた。
ここ数年、すれ違ってばかりだったが、彼の65年目の記念日に、華麗にスルーした先月のお袋のそれと合わせて、揃いのぐい呑みでも買って帰るか。
まだ一緒に晩酌なんて気分にゃなれんが、たまには孝行っぽいことをしてもバチは当たらんだろう。
コメント
おっと、目が汗をかいているようだ・・・。
呑み仲間の陶芸家のおっさんの作品に丁度良いぐい呑みがあったので、そのおっさんへの義理も立つし、一石二鳥でした。
>若手みんな
こんな話に優しいコメントをくれる君達がいとおしいw
>若くない人
子供の豆には手を出さないでくださいw